深夜特急〈3〉インド・ネパール
沢木 耕太郎
新潮社 刊
発売日 1994-04
インドの怖さ 2007-04-13
インドには言ったことがないが、言ったことがある人、
住んだ事がある人からいろいろ聞いた事があるが、
皆人生感が変わったと言っているのを読んでいて思い出した。
アジアから旅をしてきての精神的なものが加わり、インド的なる
ものの一旦が感じられた。 川での死者の場面は特に印象に
残っている。
行き当たりばったりの危うさ 2007-02-11
冒頭に飛行機のチケットでもめる件がある。
自分だったらどうするか考えてしまうが、
読む側もハラハラさせられてしまった。
インド・ネパールは行き当たりばったりの
バッグパッカーに必ず訪れる喪失感を上手く描いている。
それは、周りに飲み込まれてしまう惰性でもある。
第3巻は、そんな憤りを上手く書いている。
猥雑そして混沌 2006-08-17
インドに行ったことがある人にはわかると思うのだが、インドは決して神秘の国ではない。どちらかというと哀しいくらいに俗っぽく、猥雑・混沌だ。騙しとボッタクリ、気が遠くなるくらいの非効率、そして沈没してしまった人々・・・・・。
この本を読むとそれらのものが一緒くたになって蘇ってくる。インド滞在時に慣れきっていたケロシンとハシシとインド人の腋臭の臭いがごちゃ混ぜになって漂ってくる・・・・。
この本は五感を刺激してくれる本だ。彼の地にいなくとも、あの時の感覚がよみがえってくる。インド旅行経験者にもお勧めする。
旅に出るなら、読んでソンなし 2005-07-04
ボクはこの本を読んで、24歳のとき、バックパックをかついで
一人旅に出ました。
沢木さんのようにユーラシア大陸横断というわけでなく、
東南アジアを半年近くかけて下っていくというものでしたが。
旅先で知り合った人々はかなりの割合で『深夜特急』を読んで
いました。それほど影響力のある本です。
久しぶりに読み返してみましたが、やはり面白い! 時を経ても
色あせないですね。旅に出たくてムズムズしてきました。
若いということ、 2005-03-05
筆者には失うものは特にない、日本に帰っても特に何があるわけでもない、だから、旅はいたずらにどんどん延びていくし、時折、筆者は自分の身体、生命、そういったものへの頓着の薄さのようなものを披露している。旅先から、日本のことを思うこともそれほど多くはない。、
一人旅をすると、案外、大勢でいるよりも、いろんな景色を見ていることに気づく。若いときの、独特の景色と、風景を描いた作品です。
実際に旅に出て見たくなってしまいました。
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