深夜特急〈1〉香港・マカオ
沢木 耕太郎
新潮社 刊
発売日 1994-03
やばい 2007-03-02
沢木さんのこのシリーズは以前から知っていたが、近ずかないようにしてたが、ついに読み始めてしまった。特に香港は10年前に何度もいっている場所なので、その情景は手をとる様に
蘇ってきてしまった。
これ以降の巻もここまでくれば読まなければならなくなってしまったが、ゆっくり時間をかけて読む事にしないと危険だ。
リアルで、行きたくなる危うさ。 2007-01-16
これを読んですぐ、香港・マカオへ行ってしまった。
文中に書かれているマカオのホテルはここなのかとか
ここがあの賭博場かなど、旅の小説は数あれど
紀行文ではなく実に人間くさい。
香港の宿の描写にしても、旅行ではなく放浪者の描写が細かく書かれている。
そういうことで、日常生活の中でのうやむやを放棄して
旅に出ることを誘っている。
そんな危うさがある。
旅好きにとっては、放浪は憧れであり日常では不可能である。
しかし、この小説でそんな気分を味わえる。
心のユートピア 2006-12-02
私もかつてはこの本に描かれているような、旅というよりも放浪といったほうがよい「旅」をすることを夢見ていた。「深夜特急」ははじめこそ面白く読み始めたが,このようにただがむしゃらに様々な土地を通り過ぎるだけのような旅が、次第にあまり意味のないものに思えてきた。3分の2ほど読み終わったころ,こういう旅は自分のやりたい旅ではないということが分かった。
司馬遼太郎の「アメリカ素描」というエッセーの冒頭,確か氏の友人である在日韓国人が「もしアメリカという国がなかったら,辛いでしょう」というような意味の事を言っていた。その人はアメリカに行ったことも行く予定もないが,「アメリカ」という逃げ場所がこの地球上にあると感じることで、かろうじて閉塞した現実の人生を生きていけるという意味で言った言葉であったと思う。私は現実の「深夜特急」には共感できなかったが、いつでも「深夜特急」という逃げ道がある,というふてぶてしい考えを頭の片隅にもっていることは、あながち悪いことではあるまいと思っている。
私もこれで会社を辞めました 2006-11-03
この本ははっきりいって「麻薬」である。
一度読んでみればわかるが、この本を読んだら、今の自分の立場を何もかも投げ捨ててすぐにでも旅に出たいと思うだろう。
いわゆる「海外旅行」ではなく「放浪の旅」。
普通の短期間の旅行にはない旅のおもしろさが存分に描かれている。
特にそれが作り話ではなく実際の話であるということが、圧倒的なリアリティーを持って読者に迫ってくる。
それが旅への衝動を強烈に駆り立てるのだ。
私もこの本で、会社を辞めてアジア放浪に出かけました。
旅に行きたくなりました。 2006-09-01
本書原作のDVDを友人から貸してもらい、頭が沸騰し、原作本も直ぐに購入して全て読みました。通勤中の電車の中から、ユーラシア大陸のどこかの街へ瞬間移動している気分でした。
旅に行きたくなる本です。
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