潰れない会社にするための12講座
吉岡 憲章
中央公論新社 刊
発売日 2002-03
一読の価値はある 2004-02-06
経営学者には書けない経営書であり、経営者の緊張感が伝わってきます。起業を志す人々にも一読をお奨めしたい。
倒産の現実と効率的な経営改革の手引書 2003-11-24
手形支払いゼロ、銀行借入ゼロを目的とした経営改革の手法を説く。
それは経常利益率10%以上を目指し、売上が伸びなくても利益が確保できる経営、すなわち売上UP以上に経費削減に注力する必要性とその改革のメンタル面も含めた方法が具体的に述べられている。
日本の中小企業の約75%が赤字決算といわれる。これには様々な要因があると思うが、外的な環境のみが原因とは思えない。社内に目を向けた改革が必要な所以である。
コンパクトな本であり、説得力のある記述ですぐに読み通せる。
経営者にも、そしてそこで働く従業員にも一読をお薦めする。
潰れない会社にするための12講座 2003-04-26
企業の倒産、解雇、失業そして最悪の株価・・・日本は本当はもう破綻しているとしか思えない。そんな本が多い中、いつも読む安くて役に立つこの中公新書を手にしたとたん、ぐーっと引き付けられ早速買ってしまい、友人にも勧めた。やはり実際の会社倒産のドキュメントは何よりも迫力がある。友人が勤めていた会社の社長は今年1月に自殺をしてしまい、会社は潰れた。我々は失業保険が出るが、社長は家をとられ身ぐるみはがされるのだ。こんなことをほおっておく日本政府の無策さにあきれる。吉岡先生を中心に是非日本再建をプロデュースしてもらいたい。
倒産ドキュメントが興味深い 2003-02-17
前半は、自らが役員をしている会社が倒産した時のドキュメント、後半は、そこからの教訓です。
前半は、渦中の人が書いているだけあって、本当に興味深いです。倒産するときの、金融機関との攻防、社長のあたふたぶり、債権者への対応、そして再建に向けてがんばる様子など、夢中になれます。
後半は、倒産しないため、心がけること、チェックすること、各種管理ツールなどの紹介です。
会社の管理システムを、どう機能させるか?が中心になっていて、イノベーション等の話題は、なかったと思います。
銀行からいかにして身を守るか 2002-06-05
銀行に依存することの最大の脅威は、資金の流れが完全に把握されてしまうことにあると思います。借入れ依存が高くなるほど、銀行の意向をないがしろにできなくなりますし、必要のない余計な金融商品や預金を強要されることにもなりかねません。
私個人は、借入れに依存しないことをひとつのポリシーとしていますが、この本を読んで、さらにポリシーの実践に磨きをかけようと思いました。
同時にこの本では、経営改革の必要性を謳っています。予兆があれば必ず危険は訪れる・・・。著者の実体験から語られる言葉には説得力があります。いろいろなしがらみで改革ができないと嘆いている多くの人達(私を含めて)に、手後れになる前に改革せよと、熱く語りかけてくれた本なのではないでしょうか。
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