機動戦士ガンダム一年戦争全史 上U.C.0079-0080 (上)
学習研究社 刊
発売日 2007-01
楽しいです 2007-04-20
上巻は開戦からオデッサまでということで、ガンダムの世界での衝撃的歴史であるモビルスーツの兵器としての投入、コロニー落しを丁寧に紹介しています。掲載されている絵も重厚で眺めていて楽しいです。
個人的には、下巻も含めてですが高荷義之氏をはじめとする多くの方の素晴らしい絵と、地球を含む多様な環境に対応していくモビルスーツ、戦況の変化が興味深かったです。
また「一年戦争の群像」のトニーたけざき氏のガルマの絵は、それらしいアイドル写真風のポーズで面白いです。
学研やるな。 2007-03-16
学研の出版している歴史群像別冊のパロディとしてガンダムの一年戦争を
解説している本です。
この本の良い所はあくまで歴史郡像別冊のパロディを遵守している所です。
普通この手の本にありがちなガンダムの世界をネタに笑わせようとしたり
逆に現実の戦争と一年戦争を無理矢理比較しようとする事はしていません。
一年戦争をそのまま現実の戦争と比較して解説してしまったら当たり前ですが
本になりづらい上無理が出てきます。
それを逆手に取ってガンダム世界を壊さないように律儀に歴史郡像別冊の
パロディになるように作ってあるのはこの手の本を作り続けている学研だから
こそ出来たのかもしれません。
この本はガンダムの一年戦争を使った歴史郡像別冊のパロディとして読んだ方が
いい気がします。
勿論ガンダムファンが読んでも十分楽しめると思います。
次の下巻が楽しみです。
こいつは渋い… 2007-02-05
一年戦争の前半(開戦前夜〜地上戦)を学研のフォーマットで解説した良書。
歴史という視点からガンダムを解説しているので、アムロやシャアよりもジオン・ダイクンやザビ家といった政治畑の人物に焦点が当たっています。
余り重視されていなかった一年戦争開戦前〜直後について、十分考察されている本は珍しいのでは。
文章中心の硬派な本(イラストも重厚)なので、ガンダムのミリタリーな部分が好きな方にオススメでしょう。
この形式で後半の宇宙戦をどのように解説するのか、下巻が楽しみです。
歴史群像別冊のパロディとしてのガンダム本 2007-02-02
表紙のデギンとギレンが、歴史群像のイラスト風になっていて、格好いい。大西氏の手になる、この絵だけでも一見の価値がある。
新解釈やインサイドストーリーを持ち込まず、既存の作品で確立された情報に肉付けするだけで、実在の戦史風のムックになっている。
戦争マニアによって換骨奪胎された新しいガンダム世界を楽しめる、優れた企画である。
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