いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉
石田 ゆうすけ
実業之日本社 刊
発売日 2005-01
前作『行かずに死ねるか』を読んでなくても、充分楽しめます。 2006-11-08
旅本の多くは、その度を順を追って書き連ねるスタイルであり、前作はまさにそうであったが、今作は「何かの世界一」というテーマにのっとったエッセイの集まりで、どこから読んでも楽しめる。
著者も書いているが、旅人に「どこがよかった?」と訊かれても、それは人それぞれの感性によって違うものであり、私自身も旅人の一人としてしばしば答えに窮するのだが、そんな質問をする側の人は、本書で様々なジャンルの世界一をエピソードと共に笑いながら読み、質問される側の人も自分の度の追体験を、と旅に関心のある誰もが満足度の高い本だと思う。
また通常の旅と異なるチャリダーとしての視点で、交通機関を使う旅人とはその国の評価が変わる点も見逃せない。
続・自転車野郎冒険活劇! 2005-10-30
前作『行かずに死ねるか!』が7年5ヶ月の世界一周旅行を駆け足で綴られていたのに対し、本書はその旅の中で見つけた“世界一”のものを紹介するコラムのような作りになっていて、とても読みやすい1冊でした。
著者が独断と偏見で選ぶ“世界一”はどれもその土地でのエピソードと深いつながりを持っていて、旅の中での出来事がその土地への思い入れへ大きく影響することが伝わってきます。
そしてどんな逆境でも面白おかしく語ってしまえるほどの著者の前向きな姿がとても頼もしく描かれています。
また、前作以上に旅先での写真が挿入されていて、著者の語る情景を楽しむことができました。
自分の足で世界一周をした男が語る“世界一”のものを疑似体験できる読み応えのある1冊でした。
また、各左ページの左下に書かれている、旅にまつわるパラパラマンガも面白かったです。
感動ふたたび。。 2005-03-23
この本に興味をもたれている方は、第1作目の「行かずに死ねるか!」を読まれた方が多いと思います。また。読まれていない方は、この本「 いちばん危険なトイレといちばんの星空」を読まれてから第1作目の「行かずに死ねるか!」を読まれてもよいかと思います。
とにかく青春まっしぐら、思い立ったらまっすぐに進んでいく著者の7年間にわたる自転車での世界一周旅行記です。
世の中一般人にはまねもできない貴重な7年間です。一緒にトリップしてみてはどうでしょうか。
著者は現在、自転車での世界一周旅行を通じた実体験を元に講演活動をされているとのことです。そんな中で、「世界で一番・・・は?」と質問されるようです。第1作目「行かずに死ねるか!」を読んだり、講演を聴くと思わず聞きたいところですね。
この本は、そんな読者や受講者に応えて、、「世界で一番・・・は?」を自らの肌で感じた「世界で一番シリーズ」をエピソードを含めて、おすすめしてくれています。
本のタイトルにある「いちばん危険なトイレ」には、その苦労話に思わず笑ってしまいます。
良質の映画のようです。 2005-01-30
第一弾につづき第二弾の今回の本も更なる期待感に裏切りはなかった
です。
人が生きていく上で大切なこととは?
日々の生活の中で忘れてしまいがちな 大切なこと。
繰り返し読むたび なつかしい感覚がよみがり・・・。
丁寧に綴られた行間からは、生きていくことの意味を静かに語りかけてくれて。
良質な映画を見終わった様な気持ちにさせられる本なので
ぜひ 二冊とも読破してこの答えを見つけてください。
あの人が二冊目を書いた。 2005-01-26
『行かずに死ねるか!』の続編。
(この作品で中年オジサンの私は不覚にも通勤途上の満員電車の中で涙するという失態をやらかしてしまっていた。)
天邪鬼な私はかなり斜(ハス)に構えて読んだ。
柳の下狙いの2冊目なんて・・・、
出版社に無理やり頼まれて・・・、
水で薄めたような内容に違いない・・・、
だいいち「世界でいちばん・・・」なんてのが気にいらねえ・・・。
でもでも
メキシコ飯も食いたくなるし、
是非ともベトナムのチェーも食べ比べたくなる。
絶対絶対ガテマラのティカルにも行きたくなる。
エストニアの街角で一日中道行く小顔の女性を眺めているのいいだろう。
シリアで鼻が曲がりそうなビールにも挑戦したい。
あ~~~行かずに死ねるか!
彼の世界にどっぷり嵌まってしまっている自分がいる。
それより何より、
彼の人間の捉え方、見方が、
やっぱりいい。
それは彼自身のコミュニケーション力とプレゼンテーション力なんだろうか・・・。
多分それぞれの国で、それぞれの国の言葉で、
その国の人に接してるからなんだろうなぁ。
それは語学力とかではなくて、
やっぱり彼の人に対する愛なんだろうなぁ。
とにかく不思議な魅力を持った若者が和歌山にいる。
彼は私を裏切らない。
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