プリズンホテル〈4〉春
浅田 次郎
集英社 刊
発売日 2001-11
感動のシリーズ 完結編 2007-06-20
プリズンホテルシリーズのラストを飾ります。
ほのぼのとして、肝心なところは締まり、相変わらず泣かせます。
浅田さんは現実的な人間模様や生活スタイルを書くのが上手。
そして、人として何がたいせつで必要なことなのかを、心にそっと染み込ませてくれます。
日々に疲れ、自分に自信が持てず、猜疑心ばかりが強くなりつつあるあなたに。
オススメの一書です。
現実逃避をお望みの方へ 2007-04-11
喜怒哀楽がすべて詰まった本です。時間を忘れて夢中になれます。
現実逃避をお望みの方、心が病んでいるときは、”笑い”が良い薬です。
プリズンホテルで起きるハチャメチャな出来事に大いに笑いましょう。
可笑しい、腹が立つ、考えさせられる、ジーンとくる。プリズンホテルで起こる出来事に、読者である自分が一喜一憂、喜怒哀楽です。
主人公の屈折した人格に猛烈な怒りを感じながら読み進める第1巻〜第3巻、そして最終第4巻で振り上げていた拳を静かに下ろすことになります。
全巻を読み終わったら、きっと温かな気持ちになっていること間違いなしです。やはり、そこが浅田次郎なのでしょう。
富江さん 2005-09-26
最後のほうは涙腺が緩みっぱなしでした。前半のほうのサイドストーリーは1,2,3より、弱い感じかな?と思いましたが。
こんなホテルがあったら・・・ 2005-05-18
木戸孝之介が義母や妻に暴力を振るうのも、幼い頃自分の一番愛していた母に捨てられたことが、トラウマになっていたせいだった。だが、自分を愛してくれる人間がたくさんいることに気づいたとき、彼は生まれ変わる。愛されることを知らない人間は、愛し方も知らない。しかし、愛されることを知ったとき、人は人を本当に愛することができる。さまざまな人間ドラマが生まれたプリズンホテル。人が人を慈しむ心を忘れない限り、このホテルはいつまでも読む人の心の中に生き続けていくのだろう。
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