プリズンホテル〈2〉秋
浅田 次郎
集英社 刊
発売日 2001-07
パワーダウン、さびしい。 2006-04-01
夏から始まったこのシリーズの第2段。
警察とやくざの微妙な接点は、作者の実体験によるのかもしれないが、この作者には「きんぴか」と言うこの問題を扱った完璧な作品が存在するのであるから、それを読んでる人間には、二番煎じ、、三番煎じとしか思えない。
非日常を日常に取り込む稀代の話術氏も、同じ題材で何度も、同じ話を作り替えるには、無理があったようである。
残念だ。
前作以上にパワーアップ。 2006-03-11
出だしがやや低調だったのですが、すぐに前作以上にパワーアップされたプリズンホテルが登場します。警察とやくざが隣りあわせで宴会を始めるという凄い設定ですが、著者が実際に見聞したことをベースにしていると思います。「極道放浪記」にそのエピソードが書かれていますので関心のある方はそちらもお読みになるとよいと思います。これにうらぶれた元アイドル歌手がからみ大団円を迎えます。面白いです。因みに、秋は第二巻にあたります。冬〜春と続きますのでお間違いの無いように。
とにかくおもしろいです! 2005-08-12
以前から気になっていた本だけど、チラッと読んでみると男が暴力を振るうシーンが・・・結局毎回購入を断念していた私。
本当に思い切って購入してよかったです!
暴力をふるうのには不幸な生い立ちのせいもありますが、それに同意する必要は考えなくていいでしょう。同情も同じく。
個性豊かな登場人物のおりなすドタバタ劇を素直に楽しむべき。あり得ないことが多いのでさえ美点です。
ぶっとんだ男性小説家が主人公ですが、やっぱり浅田さんも・・・なんて考えるのも楽しい。オススメの本です。
感動! 2005-05-18
思わぬところで、思わぬ同士が鉢合わせ。あわてふためく関係者たち。何も知らぬ一般客。そのドタバタぶりが面白く、読んでいて笑ってしまった。しかし、ほろりとくる場面も。人間同士、職業も立場も何も考えずに、心を裸にして付き合えたら、こんなに素敵なことはないと思う。人はいろいろなしがらみにとらわれながら生活している。しかし、このホテルに来た客は、不思議と自分をさらけ出して行く。ありのままの姿、ありのままの心が見えたとき、そこには感動が生まれる。人間て素晴らしいなと、改めて感じさせてくれる作品だった。
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