「キャバクラ」の経済学―「お客の心を捉えてはなさない」疑似恋愛マーケティングの考察
山本 信幸
オーエス出版 刊
発売日 1999-02
冷静にキャバクラを楽しむための本 2005-08-28
星3.5個のイメージ。
キャバクラとは何かを客観的に定義し、そこで働き人間たちの考え方、狙いを明かした点で非常に面白い本である。
特にキャバクラが擬似恋愛の場所であるというのを、ディスニーランドにたとえたくだりは納得感がある。
つまりホステスもミッキーマウスも仮想の世界でお客が求める姿を演じているだけであって、決して現実の世界で彼(女)らを占有してしまおうと考えてはいけないのである。
この本を読んだ上で、納得してキャバクラを楽しむことができるなら、お店もお客もWIN-WINになれるのではないだろうか?
マイナス点として、本のタイトルに経済学などと難しそうな名前をつけた関係か、ところどころにMBAの教科書からの理論を引用してキャバクラを説明しようとしているが、かえって的を外している感が否めないことである。
擬似恋愛最高! 2004-04-08
この本が書かれたのは1999年。この頃から比べると特に携帯メールの普及といった点で
状況が大きく異なっているものの、基本的な考え方や手法その他は一切変化していない。
それが、この本の普遍性である。
マーケティングの入門書としても最適。勉強が苦手とおっしゃる御仁も、
自分の普段のキャバクラ遊びになぞらえて説明されれば、納得せざるを得ない。
それがこの本の優位性である。
また、「所詮は擬似恋愛」などという冷めた目線ではないところも非常に好感が持てる。
安直な恋愛本とは一線を画す名著である。
ちょっと為になる、粋な現代郭(くるわ)噺。 2000-12-28
遊郭(くるわ)というものがなくなって久しいわけだが、どっこいここに生きていた。キャバクラとは昔の吉原遊郭を彷彿とさせる男とオンナの世界なのだった。これを読んだからといって、キャバクラに行きたくなるわけじゃないけど(お金もないし)、その楽しみの質がどういうものかが解ってくる。「経済学」の勉強はいずれにしても、充分に楽しめる1冊です。たしか姉妹編で「心理学」「言語学」というのもある。みんな同じ「やれないのに通う」オトコとそれを「ひっぱる」オンナの、粋な駆け引きの実体。一気に読めて損はしない。おもしろい。
さすが!山本さん 2000-12-07
私もキャバクラで働いてますが、全くその通り!! あまりにも手の内を明かされてしまったので、営業に差し支える事も!!
おーい!そこのおじさーん! 2000-11-22
おーい!そこのおじさーん! キャバクラは擬似恋愛でっせ。この本では、どうしてキャバクラ儲かるのかを教えてくれますよ。疲れている日本のサラリーマンにはキャバクラが唯一の落ち着く場所なんですかね!?
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