60分ロマンス―風俗ゼミナール体験編
松沢 呉一
ポット出版 刊
発売日 2004-07-24
ワンランク上の面白さ 2005-09-10
以前別の著書で、自分のキャラに合わないので気持ち良かった体験は原稿にしないと書いていましたが、
この本には気持ち良い体験も、楽しそうな体験もふんだんに載ってます。
その結果、最高に面白い本になっており、もはや自身の快楽体験すらもキャラに合わせて書くことができるようになったのでしょう。
実際「おクンニ自慢」の項や「オゲレツ三人組」の項などを読むと、著者特有の絶妙な文体が、
端から見たら羨ましくて指くわえちゃうような体験を、質の高い笑いにうまく転換しています。
本書には、楽しい体験のほかに、ちょっと嫌な思いをした事や、切ない体験なども載っており、かなり楽しめます。
著者の風俗ライターとしての取材及びプライベート体験が如何なく発揮された、このシリーズ最高傑作だと思います。
風俗ゼミナール・シリーズの中でも最高に面白い! 2005-04-21
松沢呉一氏の「風俗ゼミナール」シリーズはどれもいわば「体験編」なのですが、5冊目の本書が最高に面白かったです。「淫乱変態娘」、「おクンニ自慢」、「義理風俗の悲哀」。これらは、松沢氏だから体験出来ることなのです。彼は楽しい(?)経験をまだまだ持っているようですから、是非、続編を出してください。
相変わらずベラボーに面白い 2004-08-03
■我らが松沢呉一氏の風俗ゼミナール・シリーズ第5弾。相変わらずべラボーに面白い。
■私は、本書の15章と16章を読んで、不覚にも涙をこぼしそうになった。気の合った風俗嬢との愉快な交流と突然の別れが描かれているのだが、なぜかものすごく切ないのだ。こんなしみじみした気持ちは久しぶりだ。まいってしまった。昔、深夜ドラマでみて心に残った「東京ホテル物語」にも似た切なさだと思った。感傷に流れすぎることもない、絶妙の文章だと思う。
■ちくま文庫の『ぐろぐろ』や『エロ街道をゆく』でファンになった人々も、昔からのファンもぜひ本書を読もう。
感動巨編-風俗ゼミナール- 2004-07-30
心の触れ合いなんて求める方がどうかしていると思われかねない昨今だし、自分もそう思ってきたけれど、やはり何処かしら通い合っている様を率直に示されると、心が動きますね。私は不覚にも涙しました。切ない気持ちを思い出させてくれると同時に、しかしながら、こういったことに心動かされるようなメンタリティこそ、この本で扱われているような対象を貶めがちな世の潮流を後押しするものでもあるんじゃないか、ということをも考えさせてくれる重たい一冊でもあります。必読!
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