製品開発の知識
延岡 健太郎
日本経済新聞社 刊
発売日 2002-09
経営学的視点で製品開発のポイントを整理した良書 2006-09-09
製品開発におけるポイントを最新の経営学の視点も交えて簡潔に記述しており,ビジネス書好きの実務家の頭の中の整理には最適の書.もちろん,製造業を研究対象としているMOT/経営学系研究者にとっても有益な書であろう.
それでは,ビジネス書に馴染みのない実務家にとってはどうか?評者も本書を2年前に購入した時点では,坦々とした記述に「そう言われればそうかもしれない」という程度の印象だった.しかし,その後関連する本や雑誌の記事を読んだ後で本書を読み直すと,世の中でいろいろ議論され研究されているエッセンスが簡潔にまとめられていることに気が付く.簡潔すぎて,その裏にある膨大な議論や研究の重みが十分に伝わってこなかったのかもしれない.
要するに,製品開発の知識を体系的に身に着けるには
「実体験」+「エッセンスとしての本書」+「関連研究・議論」
の3点セットが必要.どこから入るかは,実務家,研究者など,立場によって異なるということだろう.
フレームワークが分かりやすく整理されている 2006-05-31
製品開発に関連するフレームワークが分かりやすく
整理されている。
製品開発の現場で何か課題に直面した際、思考の迷路
にはまって抜け出せないようなときに読むとヒントが
得られるかもしれない。
いわゆるMOTに関連する書籍はたくさん出ているが、
本書籍はコンパクトながら実践に活かせる内容が良く
まとまっていると思う。経営学者の中でも現場にじっ
くり入っている同氏ならではだろうか。
アカデミックにより過ぎず、個別の具体事例により過ぎず、
部、課長クラスの方、さらにそれを補佐されるような方に
参考になる書籍なのではないかと思う。
よりアカデミックな内容を求める場合は、藤本隆宏氏の
書籍の方がおすすめか。
基本的知識の習得に最適 2005-01-09
製品開発という領域に無縁の人たちにとって、本書はその基本的知識を体系的に習得するための最適の書といえると思います。と同時に、製造業を営む企業が持続的な成長のためにいかに複雑なマネジメントに挑んでいるかが理解できます。
一言で「製品開発」といっても、その製品や対象となる技術・市場、あるいは企業間関係など様々な要因によってあるべきマネジメント手法も異なるということを痛感します。
やっと見つけました 2003-07-22
開発業務を初めて担当したものの考え方のフレームワークもわからない中、参考となるものを探していました。この本は新書ですが考えさせられる要点を押さえるだけ押さえた本だと思います。「新製品を生み出すのじゃ~」とボスから吼えられる毎日はさておき、基本をきちんと捉え直す機会を得ることができました。
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