発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
トム・ケリー /Tom Kelley /ジョナサン・リットマン /Jonathan Littman
早川書房 刊
発売日 2002-07-25
ものづくりをしている人にもおススメ 2007-03-31
アメリカな雰囲気がむんむんとする本ではありますが、
遠い理想論を読んでいる雰囲気は全くなく、
ふんふん、と頷いて読み進めていくことができます。
日本人にありがちな、物事を始める前に深く考え抜く、のではなく、プロトタイプを作成し、
どんどん改良していくことを前提とするスタンスに触れることができる良い本です。
何か自らの手でものづくりをしてみようと思っている人に、
強く刺激を与えてくれる一冊です。
イノベーションを生む企業文化 2006-12-10
アメリカでのプロダクト・デザインの世界では、知らない人がいないと言われるほど有名なIDEO社の発想事例・方法論の本です。
著者は同社創業者の弟であり、ゼネラルマネジャーを務めています。
豊富な写真を用いて、今までに同社が手がけてきたさまざまなデザインと、その発想に至った経緯を説明してくれています。
殆どの商品が日本ではあまり目にしたことが無い、と言う点は残念ですが、その点を割り引いても、ヒントは満載です。
ブレインストーミングの正しいやりかた、プロトタイプ製作がいかにイノベーションにつながるか、イノベーションのための環境づくりがいかに大切か、など実例を用いての説明ですので、説得力があります。
手っ取り早く技法をまとめた本ではありません。
時間を掛け、自社にはどう当てはめれば良いか、などと考えながら読むといいのではないでしょうか。
仕事を楽しむ手法 2006-07-16
「仕事を楽しむ項目」
ものづくりに携わっている全ての人に読んでもらいたい.
つまらなそうに仕事をするんだったら、楽しく仕事をしたほうがいい.イノベーションは、自分が楽しんでいるモチベーションが高いときに、始めて生まれると思う! IDEOは仕事をとても楽しんでいる印象を受けた.
ではどうすれば、「楽しむ仕事」が出来るのか?
この本にはIDEOの仕事を楽しむ要素がいっぱい詰まっている.「究極のブレインストーミング法」などはとても面白い!
是非これを購読して、楽しむきっかけを一つでも掴んで欲しい.
内容は良いけれど、「技法」じゃないよね。 2006-04-03
副題に「世界最高のデザイン・ファームにIDEOに学ぶイノベーションの技法」とある通り、技法をまとめた本と言うことなんだけれども、実際のところはちょっと違う。同社ではどのようにアイデアを生み出し、どのようにしてそれを絶やさないようにし、そして、またマネージメントしてきたのかをまとめている。
つまり、発想やアイデアを常に生み出し続けるカルチャーを組織に定着させるだけでなく、それ自身を企業文化としてきた会社の実践内容報告と自己紹介。
技法と言うと、何か体系的な仕組みや方法を想像してしまいますが、技法は継承、伝達できるものを指しますから、この書籍で取り上げられている内容を技法と呼んでしまうのは不適切だし、それを期待して買ってしまうとバカを見ます。技法ではなく、あくまで「IDEOではこうやってます」ということがまとめられているだけなので。
うらやましい会社です 2006-02-22
The Art of Innovationの邦訳です。
Apple Computerのデザインを手がけるIDEO社の詳細なレポートです。
序盤のショッピングセンターにあるカートをイノベーティブに
デザインしなおすところは圧巻ですね。
デザイナーたちの息遣いまで聞こえるような筆致で迫ってきます。
この顛末はテレビのドキュメンタリーで放送されたそうです。
日本語版は原書よりも写真の枚数が多いので、特にリアルですね。
筆者は”Open Innovation”という本も書いています。
こちらも勧めですね。
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