暗証番号はなぜ4桁なのか? セキュリティを本質から理解する
岡嶋 裕史
光文社 刊
発売日 2005-09-20
ちょっとおちゃらけたセキュリティ入門 2007-02-24
流行りの目を引くタイトル、ちょっとギャグの混じった書き口や例など、軽いタッチのセキュリティ入門書です。
セキュリティの抱える矛盾を明確化してくれて、守りたいものの価値に合わせて面倒くささを引き受けないとダメなのよ、という考え方にはとても納得しました。
作者が非常に「わかりやすさ」に向けて頑張っているのが伝わり、本当に入門者の方が初めて読むとしたらなかなかいい本で、お勧めしたいと思います。
ただ多少他の本などで知識のある方には、ちょっと冗長でかみ砕き過ぎでしょう。
同じ著者の『セキュリティはなぜ破られるのか』もほぼ同じターゲット・レベルの本ですが、そちらはおちゃらけが少ないので、お好みでどちらか一冊を選ぶといいのでは。
セキュリティリテラシーの入門書と言えば言い過ぎか 2007-01-08
前書きでなるべく難解にならにようにと但し書きがあるように
専門用語も少なく短時間でさくっと読める。
専門家的な人や勉強を積まれた方には物足りないのかもしれないが
そうでない人には十分楽しめると思う。
実際おちゃらけた書き方をした部分も多く
途中に出てくるダメな会社のセキュリティの例などは思わずくすっとしてしまう。
もちろんまじめな部分の方が大半であるが。
どんな強固なセキュリティ技術よりも、
各個人が普段から安全を意識することの方が
安全を守るために有効であるという作者の結論にも
一読いただければ素直に納得していただける思う。
情報セキュリティ意識を、わかりやすい具体例で育てる 2006-11-27
暗証番号をメインの例にして、最近話題の情報セキュリティを解説しています。暗証番号以外も、たとえ話を持ち出す時は非常に身近で、作者流のちょっとブラックだったり自虐的だったりするユーモアが含まれています。
専門的知識を得る目的の本ではないので、「最近やたら情報セキュリティの報道がうるさいけど結局難なの?」という方へ。
セキュリティ意識を植えつける一冊 2006-06-17
“暗証番号はなぜ4桁なのか?”というタイトルからは、どんな分野の本なのか想像し難いかもしれないが、セキュリティの本である。ただ、セキュリティといっても、カード犯罪から身を守るためのセキュリティについて書かれている。
本書の流れは、暗証番号にまつわる話から始まり、現行のセキュリティ・システムや昨今話題の生態認証システム等の問題点などに触れていく。そして、「どうすれば、安全を確保できるか?」という話で締めくくられる。
本書は、この手の本としては、かなり読みやすい方だと思われる。専門用語を多用しない上に、著者独特のユーモアもなかなか面白い。「この手の話題に疎いなぁ〜」と思う方には、お勧めの一冊です。
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